SPSR幌続き

先月の幌交換作業紹介のつづきです。

薄っすらと錆の出ていた骨も、ユニクロメッキを処理すればこの通り、

梨地っぽく見えるところは錆の出ていた処で、

このメッキは錆の進行が強度に関係してくるので、錆の進行を止める役割で、美肌は二の次
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幌は実車に骨を張った処に仮縫いした幌を被せ、しわを消しながら引っ張り前骨にとめていく作業です。

骨のゆがみが大きいか?どうか?で仕上がりの美しさが変わりますね、

ゆがみはある程度は修正できる様だが、中には性格の悪いゆがみもあるそうです。(人間と一緒?(笑えない))

二台それぞれの様子だけども、それぞれリアウインドウが透明ではないのに気がつきました?

まだ幌生地とウィンドウビニールが一緒の状態です。

ウィンドウ部分をビニールだけにして張り上げる時に引っ張ると、

幌生地とビニールの伸びが違うので、「美しい形」に張り上がらないそうです。

張り上げてからウィンドウ部分の幌生地を切り取り、透明のビニールだけにして完成
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たまにあるトラブルとしては、幌リアのハガネ帯鋼が入ってなかったり、

サイドのワイヤー(昔のカーテンレールワイヤーのようなもの)が無いもの、

それとボディ側の幌止めのホックタイプスタッドや、ひねりタイプスタッドの位置がずれているSPやSRがあるようだ

次に入って来た幌骨も前骨の中央上部が凹んでた
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まだまだ寒い冬真っ盛り!なかなか幌を下げる気にはならないけど、

あと1~2ヶ月もすればヒーターを利かしながらのOPENエアーが楽しめますね

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ダッシュ張替え色々

自車のダッシュボードの張替えは昨秋施工済みでこのブログに紹介しましたが、

その記事をご覧になった方よりメールを戴き、早速ザ・内装職人を紹介したところ、

早速SR311のダッシュを持ち込まれ作業に入った様です。

下の写真はその方のものではありませんが、割れたり変形したりした下地の整形を念入りに調整します。
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↑施工前:醜く素人塗装でごまかされ、時間と共に化けの皮が剥がれてきた様子が判りますか?

古い塗料を剥がし、ダッシュの面とエッジを調整するのがひと仕事!!
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そして綺麗に甦ったSRダッシュボード
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SP/SRから始まったダッシュボード張替えの「技」は発展して、様々な旧車のダッシュ張替えが飛び込んでくるようで、

これは確かべレット?、117クーペもあった記憶があります。
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このところ多くなってきたのがS30フェアレディZはSRと比べてもひと回り大きいのですが、

継ぎ目無しの一枚のレザーで張り上げます。
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次は実車も珍しくなったチェリーのダッシュです。たぶん初代E10型なのでしょうが、詳細は判りません。

チェリーのダッシュは半分レザー張りでフロントウィンドウに近いデフロスター吹き出し口側は鉄板剥き出しに、

つや消し黒で再塗装すればキチッと仕上がりますね。
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旧車といえば写真はありませんが、ホンダS6,S8、ハコスカのダッシュも良く入庫しますが、

下の写真はポルシェ911のタン色の革から黒の本革へのチェンジという珍しいものも飛び込んできます。
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まるでザ。内装職人のコマーシャルのようですが、自分としてはSP311-CLUBMANの保管基地として世話になって、

SP311を整備する都度、目に入るプロの技をこのブログで紹介し、

仲間のザ・内装職人の役に立てたり、旧車愛好家のお役に立てればと思っています。

SP311オリジナルシート

SP311-CLUBMANを工場の一角を置き場として提供してくれているザ・内装職人のもとに、

珍しいSP311シート張替え依頼が入り、丁度作業中、

オーナーは10数年前にザ・内装職人の手により仕上げられたシートを、

特に痛んだわけでもないが、今回ボディ塗装を変更したことで赤の内装に一新しようと依頼したお洒落感覚のオーナーです


レザー生地の裁断は見逃しましたが、縫製と張り上げを見れたので、紹介します。

レザーのクッション性を確保する、グレーのスポンジとレザーの張り合わせは「なまこ縫い」という手法で、

スポンジの伸縮率、レザーの伸縮率の違いを微妙なたわみを持たせながら、一列ずつ縫い代を作りながら張り合わせる、

スポンジとレザーを張り合わせるのに、ステッチだけで処理する方が簡単なのだが、

ステッチ部分からレザーが痛みやすくなるので、面倒な「なまこ縫い」を施すと聞かされた。
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座と背を袋状に作り被せるが、その前に10数年でへたったスポンジ(あんこ)の調整をして、座り心地の回復を図るとともに、

レザーの張り感の回復に一役買います。
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張り上がったばかりの時は皺だらけのレザーがあんこのスポンジと馴染むに従い、素晴らしい張りを持った表情に変化するのは見事です。

SP311のオリジナルシートはSP310-3シーター1500からSP310-2シーターにモデルチェンジした当時、

手本とした英車(MGなど)の掟の様なパイピングの縁取りを施されたシートを、忠実に再現しています。
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このシートのスタイルは好きですが、このシートにはハイグリップタイヤはお勧めできませんね。

現代のハイグリップに対応するシートホールドが想定外なので、細いラジアルとこのシートで優雅に雰囲気を愉しみましょう、

ドア内張り

仲間の内装屋から「SP311-CLUBMANの新しいドア内張りが出来たから見に来て」と一報

京都の御大曰く「レーシングカーでもお洒落でいたい」との考えに感化されてか?

「せっかく内装屋の自分が居るのだから」

「当初は黒づくめの内装で作ったけど、去年張り直したバケット・シートの雰囲気に合わせた」
装着張替バケット 張替後

と言って、見せてくれた新たなドア内張りは、

上下はチャコールグレーのレザーで、中心はシートと共生地で、赤いパイピングでアクセントが入っていたセンスはお気に入りです。
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床に置かれた完成したドア内張りを前に一服しているうちに、

助手席側にレースの度に付けるトランスポンダー(自動計測器)入れを付けよう!

じゃ運転席側はグローブ等を入れられる小物入れを付けようと話はまとまり、その場でカンガルーネットを加工して「あっと」いう間に作り付けてしまった。

SP311-CLUBMANへの想いは様々だが、他愛もない事でも、真剣に、そして時に脱線し妄想していく姿がチームDANKAIです。

現在SP311は雪の鈴鹿の後、京都で可愛がられて(整備)いるので、三月に戻ってきたときに付け替え、四月のJCCA富士ジャンボリーでお披露目です。

TSサニーバケット

TEAM DANKAIの仲間の内装屋の手により、御大のB310TSサニーの新シートが出来上がった。

オートクレーブ成形のカーボンファイバーのとても軽いRECAROバケットシートを

TSサニー310に搭載予定で、クッションの調整とオリジナルの生地で張替えた一品物です。
2011021518400000_convert_20110216004133.jpg 2011021518400002_convert_20110216003929.jpg

去年まで使っていた310サニーの車体はスケルトンにされ、ボディ補強を施されている最中!

その様子はBBPMRさんのブログで紹介されています。

赤い糸でのダブルステッチやシートベルトホールの赤レザーが拘りのPOINTです。
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チョッと座らせてもらいましたが、さすがRECARO!

太目の方にはきつめの腰周りは細めで、自分にはジャストフィット、腿外側のホールドもGOOD

肩のホールドも自然に包み込んでくれます。肩の張り出しは旧車には似合わないけど、

スリックタイヤを履くTSサニーには絶対必需品だと実感です。

カーボンの強度を生かした、しなやかさがクッションとして生かされている憎い設計です。

車体の製作が遅れているようなので、シートが出来上がったことで無言のプレッシャーでしょうね。

プロフィール

DANKAI SP/SR

Author:DANKAI SP/SR
Team DANKAIブログへようこそ!
レース大好きサラリーマンです。
愛車:①1969SR311
   ②1965SP311 Clubman
発信地:東京
クラシックカーレースで遊んでいるブログです。

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