SR311ボディ板金その3

今日は、主にボディの塗装はく離作業を紹介します。

大きな面は、はく離剤(スケルトン)を塗ってしばらくすると、塗膜が縮れるので、スクレバーで簡単に剥けますが、

パテが入っていたり錆びているところはワイヤーサンダーのの出番です。

このSRは錆びていたが、パテは少なく、新車当時のパネルエッジ成形の半田が残っていたので、半田を削り取らない様に注意してはく離していました。

現代の車はプレス精度が良く、半田成形なんてやってないでしょうが、1960年代の車は高級車になればなるほど半田を盛って

職人さんがラインと面をキッチリ出していたと、聞いたことがあります。(半田=鉛=重い)

生きているエッジ部分のラインを崩さないように作業している様子を見て訊ねると、

「エッジを傷めると、復元するのも(時間的に)大変だし」
「そのくるまの元の雰囲気を残すことができるから」(元のラインが崩れていなければの話)だそうです。


下の写真のところどころに養生を兼ねたガムテープで半田箇所を印しているのが判りますか?

削ったり剥がしたりするのは、簡単ですが、ラインや面を出すのは時間と技術が必要なのは良くわかります。

R1993015.jpg
ボンネットフードの脇に見えるのはタイ語の新聞です。

当時、この工場にはタイから板金の技術研修でタイの人が働いていて、研修を終えた彼らが帰国するときのお土産は、「平鋼板」だそうです。

各車の純正板金パネルを揃えておく事は不経済なので、平鋼板一枚とハンマーで、

どのくるまにも対応できるとういことで、しかしタイでは良質の鋼板が入手し難いようです。

社長の話では、「同じものの複製なら問題なくタイ人は結構器用で、技術の輸出だな?」と言っていた。

R1993002.jpg R1993021.jpg

続きます。

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いまどき

常進です こんにちわ

こんなに 徹底して しかも丁寧に 板金の仕事を

してくれる ところ あるんですねー 

板金職人さん 立派ですね。

 


Re: いまどき

> 常進です こんにちわ
>
> こんなに 徹底して しかも丁寧に 板金の仕事を
>
> してくれる ところ あるんですねー 
>
> 板金職人さん 立派ですね。
>
いつもご覧いただいてありがとうございます。

そーなんです。日頃職人さんの仕事ぶりを見ていて、

旧車は否だと言うのを、一年ががりで口説き落としお願いしました。

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